2009年10月24日土曜日

広島にて



先日、会社の同僚達有志と広島に行きました。
 
2日目の朝、同僚達は出発までの時間、ゆっくり寝ているだろう・・・と
(その日の行程に行き先として決まっていたのですが・・・)
一人、秋晴れのとても清清しい朝の時間帯に
一足先に平和記念公園まで出かけた。
 
この場所に居ると、64年前の夏の日を強烈に感じざるを得ない。
一瞬の出来事だったのだろうか・・・
その一瞬はどのくらい長く感じられただろうか・・・
今、こうしてここにいて感じること、
朝の光に包まれて清らかな空気を吸い込んだこの一瞬。
この一瞬もあの時から続く時間の一部だと思うと
信じられないほど感覚が研ぎ澄まされピュアな心持になる。
 
 
 

↑  
元安川対岸には、原爆ドームの
被爆前後の比較が出来るモニュメントが・・・ 
 
 
 
この地には、元安川と太田川、二つの大きな川が合流する。
そのために出来た扇状の地に平和記念公園はある。
川の合流地には、”相生橋”と言う橋が架かる。
この相生橋は、二つの川と扇状地に架かるため
上空から見ると、”T”の字に見える。
それが爆撃時の目印になったそうである。
 
なぜ広島に原爆が落とされたのか・・・
 
いまだにそのことが、戦争を早く終らすことができた・・・
と、考えられていることは
日本人としては許せない感情になってしまう。
 
ある若い人が原爆ドームを見て
”なにがあったんですか?”
とたずねたそうである。
原爆ドームの傍らに咲く花を見て、
いろんなことがあまりにも忘れられ、
軽んじられることが寂しく思えた。
  
僕にできることは何だろう?
いろんなことを考えさせられた朝になった。
 

2009年10月19日月曜日

Root 372



国道372号線は、秋、特に10月中旬にもなると
1年で一番交通量が増えるんじゃないかな・・・。
 
この道路、京都府亀岡から篠山・丹波を中継し
兵庫県姫路市までを横断する。
特に、篠山方面では”篠山街道”と呼ばれているらしい。
 
その篠山街道、このところホントに利用する機会が増えた。
大阪府に住みながら、丹波地区にとても惹かれてしまっているせいか・・・
その魅力とは・・・

 


↑ 
R372 日置の交差点付近にて。大銀杏の大木 
 
  

でかんしょ街道の別名も・・・ 
 

その理由は、この地区がもつ景観のすばらしさもあるけど、
なんといっても農作物の美味しさ(^^)
 
この時期はやはり・・・黒枝豆!!!
 
篠山街道沿いのあちこちに、パラソルやテントを張って
生産者のご家族が道筋で
その日の朝、収穫したての枝付きの枝豆を販売されている。
それを求めて、R372は朝からたくさんの車で賑わう。
 

 
僕らも毎年決まって枝豆を買いに出かける。
その行き先は・・・黒枝豆の中でも従来の農法を伝承され
化学肥料や農薬を控えて生産されている”川北”地区へ。
 




生産者の方が直接販売されている直売所
(土日のみ営業)
 
この日も午前中から大賑わいでした。
 


こちらの枝豆をいただくと、もう止まらない・・・
塩をして15分くらい茹で、湯からザルに上げる。
熱々よりも、すぐにうちわであおぎ冷ますと旨みが増すらしい・・・
ビールも旨い!
 
ぷっくりしたさやから中の豆を押し出すと
少し黒ずんだつやつやした豆が顔を出す。
ああ・・・もう止まらない(^^)
  

 
車窓からの景色ものんびり走れるこの道の雰囲気も
緩やかなカーブやその先の視界が開ける気持ちよさも
この道の魅力。
 
四季の移ろいの中で色んな景観を見せてくれるのは
緑の山々や農作物の成長、道端のちょっとした花々など
人が生活している中にそんな自然が多く残っているから。
 
街中では決して味わえない日本の四季が残っている。
 

2009年10月18日日曜日

OFF COURSE 考察 Vol.1 僕らの時代

僕らの時代
    ↑
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あの頃に戻って やり直したいこと
誰にでもそれぞれ 心の中に

 もうそれ以上そこに 立ち止まらないで
 僕らの時代が 少しずつ今も 動いている

        ~ OFF COURSE 僕らの時代 より~
 
名盤”We are” からの第2シングル曲。
その内容は・・・
 
その頃の、OFF COURSE のBAND内の事情が
小田氏の胸中がよくわかる。
鈴木氏の脱退が濃厚となりつつある頃
”今がその時”・・・と、先に進もうとする小田氏と
Liveと楽曲製作中心の、今までの道を進もうとする鈴木氏。
 
僕らの時代 = OFF COURSEの時代
ともとれる。
その時代がデビューから10年近く経って巡ってきた・・・と。
  
この楽曲に、鈴木氏のコーラスやギターが聞こえてこないのは
そういった裏の事情なんだろうと思ってしまうと、
FANとしては少し複雑でやるせない・・・
 
アレンジは、このBANDの曲としては珍しく
サックスのソロパートや、スチールギターの音が・・・
まだ、4人になることを前提に曲作りをしたわけではないと思うが
鈴木氏が抜けた後、4人になったOFF COURSEの曲では
実際、サックスをはじめ、そういった
メンバー以外の演奏者の音が多くなってくる。
 
この曲の持つ魅力・・・
その危うさの中にあるんだろうか・・・
 

2009年10月15日木曜日

正義の味方



神戸と言えば・・・
異人館、ポートタワー、港の風景、中華街・・・
 
でも今は、鉄人28号・・・かもしれない(8^3^8)v
 
僕自身は、このアニメにはあまり想い出が無い。
世代でいえば、マジンガーZのほうだと思う。
 
でも、早く見たかった。。。
 
なぜか早くみたかった。。。
 

・・・と言うわけで、長田に行ってきました。
 
まだ工事中で、足元にはミニカーのようなショベルカーや
現場の作業員さんたちが小さく見える。
隣のマンションのビルと比べても、その大きさがわかる。
 
東京お台場のガンダムと比較しても決して負けていない。
いやいやそれ以上のクオリティ。
完成度は非常に高いし、何か”神戸らしさ”を感じる。
 
長田・・・と言えば、震災で大きな被害が出た時のイメージが強く
その爪あとも真新しい公園やたてものを見ると
当時が思い出される

三宮や元町の喧騒と違った、下町の風情がある。
今、希薄になった人の繋がりなんかがまだまだ残ってそうな
あったかいイメージの街。
 
力強い正義の味方が登場し
また一歩復興に前進した・・・そんな気持ちになった。
 
最近、ちょくちょくお邪魔している街、長田リポートでしたv




2009年10月2日金曜日

こんなことが・・・!




今回の記事と写真は全くの無関係です(笑)
 

こんなことが現実に・・・と、思われるようなこと。
いいことなら大歓迎!悪いことなら・・・
 
世間を騒がす事件報道やびっくりニュース。
毎日のように世界中から伝えられる。
 
そんな中で、このニュースを始めて聞いたとき、
興奮してしまった・・・
インターネット時代のシンデレラストーリーをひとつ(^^)
 

 
中学生の頃初めて聴いた、洋楽・・・特にROCK
 仲の良かった友人宅では、特にHARD ROCKを耳にした。
あまりHARD過ぎるのは好きではなかったが
JURNEY・・・というBAND。
このBAND が特にお気に入りだった。
今も大好きなギタリスト、Neal Schon や
Steve Perry の、伸びやかでクリアなハイトーン。
メロディアスな楽曲で、ギターのフレーズがたまらなくかっこよかった。
POPSとROCKが融合しだした頃の代表格BANDだった。
  
そのJURNEYが、2008年コンサートで来日した。
前述のSteve Perry は脱退していたため
ボーカルが代わっていた。
そのボーカリストが Arnel Pineda さん。
Steve Perry の声、歌唱力、表現の仕方がそっくり!!!
この方がJURNEY に入ったきっかけ。
それがすごい。

  
彼がもともとフィリピンで組んでいたBANDで、
JURNEYの曲をコピーをしていたらしい。
その内容をYOU TUBEで配信していたところ、
かのNeal Schon の目に留まり
Neil SchonからArnel Pinedaに直接、
JURNEYボーカリスト募集のオーディションに参加して欲しい・・・
と、E-Mailを送ったそうだ。
送られた本人、当初はいたずらかと思いつつも
渡米しオーディションの末採用された・・・
 
現代のシンデレラストーリー。
まさにアメリカン・ドリーム!?
 
  
”情報”が社会を、個人を変えてしまう。
ちょっと怖いような・・・でも無限大の可能性を秘めている
そんなインターネット。
僕らの情報発信で世界が変わるとは思えないですが・・・(^^)

 
 
過去のJURNEYと現在のJURNEY。
比べてみるのもおもしろい。