2009年5月31日日曜日

※ 前回の記事にて、投稿タイトルを訂正いたしました。
 
” Ground Zero ”は、原爆投下後の地域を指すもので
日本にいてその言葉の意味を知らず、
今回の記事のタイトルとして使用するのは
大変恥ずかしいと思ったからです。
 
同時多発テロと原爆投下の持つ意味に区別を付けるのであって、
テロが発生した無念さや、犠牲者の方たちのご冥福をお祈りする
意思には変わりありません。
 
                                   Kandy

2009年5月30日土曜日

NYのあの時



New York の街で、あの時どんなことが起こっていたのか・・・
それを想像することは到底出来ないと思う。
 
今この瞬間も、みんな前を向いて歩いているし 
現実に、Freedam Tower が出来るその時に向かっている。
 
ここを訪れたのが、母の日の翌日だった。
 
モニュメント下には沢山の花やメッセージ。
その中にひとつ・・・
 
"I love Mom・・・Happy Mothers Day"
 
子どもの字で、建築用ブロックに書かれた、亡くなったお母さんに送る
母の日のメッセージ。
 
日本にいてあの映像、ニュースを目にしたときは
何が起こっているのか解らなかった。
信じたくない人間の醜さや愚かさが招いた現実。
 
・・・その中でこの子もお母さんを亡くした・・・
 
静かに手を合わせ、ご冥福を祈るしか出来なかった。
 
この街の、この場所が発信しているメッセージ
だれもが望んでいるだろう事なのに
一番難しい願い。
 
人がそのたびに思い出すこと。
やはり家族や大切な人への愛情。

 
”想像してごらん・・・”と、John Lennon が・・・
 
”答えは風の中に・・・”と、Bob Dilan 。
  
”僕が夢を見てるって君は思うかな・・・でも僕ひとりだけじゃないんだ
いつか君たちも一緒になって 世界がひとつになってほしい”
 
                         John Lennon Imagin より

2009年5月25日月曜日

Amazing 5days ③

NY の交通事情
  
Empire State Buildhing は、Mid Town 5番街。
 
そこからは360度、マンハッタン全景が見えた。
 
南北に細長いマンハッタン島の夕景。
 
西側には Hudson River 、対岸は Jersey Side 、東側に East River
 
遠く南海上に自由の女神像も見渡せる。
 
 
今回、Mid Town 42st にある
 
Westin Hotel Times Square に滞在した。
  
 
ここからは、NY地下鉄の複数の路線を利用することが出来る。
  
NYの地下鉄は、日本の路線のように地名を現すような
 
路線名になっていなかった。
 
アルファベット一文字、あるいは数字一文字が路線名となる。
 
行き先は、北に向かう時はUp Town 、南へはDown Town、
 
など、分かりやすい・・・が、
 
時刻表はあってないようなもので 
 
次の電車が何処行きの電車かは全く案内されない。
 
 
料金は、1回どこまで行っても $2.00 で、
 
滞在中は Metro Card という地下鉄とバスの乗車券を購入した。
 
Metro Card には沢山種類があって、7日間のフリー乗車可能な
 
$25.00 のカードを購入した。
 
  
このカードを、ホーム入口の磁気リーダーに通して入場する。
 
日本の地下鉄のように、ホームは明るくなく、
 
以前は犯罪の温床・・・と言われていたのが容易に想像できる。
 
今はトイレ等を除き、安全になったそうです。
 
でも、最初はちょっと怖かったかも・・・(--); 

地下鉄のほかにもう1つ乗ってみたかったのが Staten Island Ferry。

マンハッタン南端のFerry Port から、対岸の Staten 島に通うフェリーで

なんと無料!!

自由の女神を右手に見ながらゆっくりと、約30分の船旅。

Staten 島はNYのベッドタウンとの事。

昔見たNYが舞台のドラマのワンシーンで、

このフェリーに乗りたい!!

と、なぜか思ったのを思い出した。

NYの象徴的存在、自由の女神のグリーンと

青い空、オレンジの船体、

またいつか見たいなぁ・・・

2009年5月17日日曜日

Amazing 5days ②

New York の街並み
 
この街を訪れるまでは、ここまで魅力的な街だとは
全く思っていなかった。
もっと雑然とした、悪く言えばゴミゴミしたあまり人間味の無い
無機質な街じゃないかと・・・
 
答えは全く違っていた。
 
人々は、古い建物や公園内の緑を愛し、自分たちの住むアパートメントの
エントランスやベランダをかわいい花々で装飾し、
歴史的にも価値のあるような建造物を
実際に今でも公共の施設として使っていたり・・・
 
古い町並みを残しつつ、新しい街との共存を
とてもうまくやっていると思った。
(外国の古い町並みは、どこの国もホントにうまく保全されている。
日本は、歴史的建造物が多いにもかかわらず、
                    つくづく下手だなと思う・・・)
  
 
この街を始めて訪れて、まず思ったこと・・・電柱が無い・・・(驚) 
電柱が無いのでもちろん電線も無い。
それがこの街を、ここまで魅力的にしている要因のひとつだと思います。
超高層ビル群も、NY市民が暮らすアパートメントも
案外古い建物を、自分たちで工夫して
とても大切にしているように見えました。
 
我々日本人の、いわゆる”NewYork”=”Manhattan”であり、
その街は・・・ニューヨーク州の一部でした・・・
そんなことも知らんと行ってしまうところでした(恥)
 
渡航前にガイドブックを読みあさり、にわか仕込みの割には
マンハッタン主要部の位置関係と、
行ってみたい観光スポットやお店、その地下鉄路線が
ほぼ完璧に頭に入っていた。
 
歴史的には、ヨーロッパからの移民は、東海岸のマンハッタン島沖に浮かぶ
Eris Island (自由の女神の像の西側にある小さな島)にある、
言わば入国管理局を通ってアメリカ大陸に渡ってきた。
必然的に、この東海岸が現代アメリカのスタートの地となっていく。
その後、ゴールドラッシュ等で、西へ西へと開拓が進み
独立戦争を向かえ、ワシントン初代大統領を中心に
独立へと進んでいく・・・
(・・・歴史って分かったようなことを書くと・・・
                後で後悔するのでこの辺で・・・) 
 
とにかく、そんなこともあってか、古い建物が多く、
とてもとても魅力的に思えました。
田舎好きの僕らでも、あんな都会なら
一度住んでみたいとさえ思ったくらいに・・・
  
南北方向に通る”Avenue”と東西方向の”Street”が、
街を碁盤の目に細分化し、BroadWayが斜めに貫く。
 
たとえば "5th Av-42St" ・・・5番街42丁目・・・のように。
(BroadWayってただの道の名前だったんですね・・・  
               ・・・そんなことも知らなかった・・)
 
また、車道は一方通行が多く、三車線の車道両側に
超高層のビル群が整然と立ち並ぶ。
 
Manhattan 中心には Central Park があり、
その両サイドが"East Side" と "West Side"
北側が"Upper Town" で、南側が "Down Town"
その真ん中付近が "Mid Town"
わかりやす・・・
  
他にももちろん色んな地区名がありますが、詳しくは・・・
 
歩行者は、赤信号など完全無視!!
自分の身は自分で守るNewYorkerたち・・・
車は、運転がかなり荒い・・・が信号をきっちり守る。
 バスや地下鉄は飛行機に乗っているより大きく揺れ
日本の交通機関のすばらしさを実感させてくれる。
(地下鉄特集は後日また・・・)
 
ウィークエンドの休日と、月曜日の朝の人や街が
あまりに違って見えた・・・
OnとOffがはっきりしているのか、生活スタイルなんだろう。
日本人はへただなぁ・・・こういうの・・・
日曜日はゴロゴロ・・・なんてニューヨーカーは
いないんじゃないだろうか・・・!?
 
ビルの谷間から見える空はとても青く、
気候は日本よりも湿度が低いためかカラッとしている。
5月のこの次期は、夜8時過ぎまで明るく、
サマータイムを実施する国の事情がよく分かった。
 
ところどころにある緑の公園では、朝市やちょとした音楽のライブがあったり
その周りに、派手な装飾のトラックやワゴンで、デリカテッセンの出店。
ベーグルやホットドッグはかなり安くサイズもでかいが
いざちょっとしたレストランへ入ると値段が跳ね上がる。
 物価は高い・・・と思った。
 
朝食や昼食はこんな”デリ”と呼ばれる
日本で言う、お惣菜やさんが人気のよう・・・
パンやベーグルに好きなお惣菜をはさんで
フレッシュジュースと一緒に公園で食べれば
気分は日本人じゃなくなってくるから不思議・・・
 

次回は地下鉄特集で・・・
 

2009年5月14日木曜日

Amazing 5days ①

なぜか・・・!? 

ここにいました。 

NEWYORK


世界の中心で何を叫ぶかは別にして、
色んな人々が、世界中の人々が暮らす世界一の都市 

経済、ファッション、音楽・・・
とても魅力的で刺激的な都市でした。 

それにしても・・・
空がとても綺麗で青かったことに驚きです。



Jhon&yokoが暮らしたダコタアパート

Central Park 、Imagin のモニュメント 

Times Squareの喧騒

Wall StreetやBroad Wayを行きかう人や車 

日本にいても知っている地名や建造物 

ここにいることがAmazing

いろんなところに行ってきました。 

少しのあいだ、9th Note は、 NewYork レポートになりそうです。









2009年5月2日土曜日

大きな欅 風にふかれて・・・

平城京、空海、遣唐使・・・
日本の歴史の中では、そんな背景があった頃、
この欅の樹はすでにここに立っていたのか・・・
 
1200年の時は、どんな風に流れ
今、僕らがここを通り過ぎるのを待っていたのか。
 
この樹を前に立つと、いつも想いは遥か遠くに導かれ
今の僕の小さな悩みや迷いを
しばし忘れさせてくれる・・・
 
目の前の些細な出来事に振り回され
不満や不平を言っては自分で自分がいやになる。
色んな欲やわがまま
ひととして・・・一人の人間として・・・
今の自分が小さく小さく思えてしまう。
 
今日、五月の風の中で、空一杯に大きく拡げた枝を見上げた。
緑色の枝からこぼれる木漏れ日に包まれて、
少し心が落ち着いた。
 
力いっぱい生き抜いてきた新たな一年の
その積み重ねで、この樹はここまできたのだろう。
色んな命のよりどころとして
ここに生きる標を残して。
 
また、勇気をもらいに来ます。
 
能勢町野間にて
 
2009.5.2