2009年2月26日木曜日

初めての天然酵母パン作り


うちの嫁さんがパン作りを習い始めて数ヶ月・・・
最近では、パン焼き機も使わず手こねで、
しかもイーストではなく、自家製の酵母まで作っているらしい・・・
そんな様子は知っていたんですが・・・
その天然酵母って?
 
そもそも酵母菌・・・という菌は
自然界のどこにでも存在する不思議な菌。
 
そこいらにある有機物・・・たとえば落ち葉なんかを拾ってきて
水に浸けておくと・・・
三日ほどで、ぶくぶくと泡が立ち始めます。
それはこの天然酵母の仕業らしいです。
(もちろん、そんな落ち葉の酵母は使ったことありませんが・・・)
 
その天然酵母の力を借りて、今回は甘酒からパンの種作り。 











一番上の写真がその”甘酒酵母”
甘酒に水を足し、密閉容器に入れ、3日ほど発酵させたもの。
匂いを嗅ぐとアルコールに近い。
 
小麦粉とこの酵母と水と塩を混ぜ合わせます。
だんだんとひとかたまりになったら、
生地を手で伸ばしながらこねます。
 
生地を引っ張っても、ちぎれにくくなってきたら
一度、まあるくまとめて15分くらい休ませます。











さらに滑らかになるまでやさしく転がしていきます。
 
薄く伸ばし、指で生地の感触を確かめながら
破れなくなったころ、まん丸に丸めて8時間寝かせます。
(一次発酵)













  
   
 
一時発酵が終わったら、分割し10分ほど休ませます。
(ベンチタイム)
ここからは、成形に入ります。
今日は、初めてにもかかわらず、
チョコチップ(キャロブ)とレーズンイチゴジャムパンに挑戦!
 
のし棒で生地を伸ばしながら、中にある空気を抜きます。
まあるくかたちを整え、キャロブを適当にのせてから
まずは半月型に・・・さらにその上にキャロブを乗せ
半分に折り、扇型にします。
それを手に取り、丸く表面が張りを出すように成形して
パンの底側を閉じます。
                                                                     
 
 
   
 
  

  
  
  
  
  
ジャムは、生地の真ん中に適量乗せ、
端から包み込むように丸め、底側を閉じます。
整形し終わったら、
ここでまたまた1時間ほど発酵させます。
(二次発酵)

ジャムパンの真ん中にはクルミを乗せて、箸でぎゅっと押し込みました。
 











いよいよオーブンで焼いていきます。
 
真ん中に穴のあるのがジャムパンです。
オーブンで焼き始めると、どんどん膨らんできました。
5分ぐらい経つと、もうふっくらとしてきました。
 
おっとここで、最初の成形が上手くいってなったのか、
中のジャムが少しはみ出してきました・・・(泣)
 
かたちはこの際気にせずに・・・
 
焼き上がりを待つこと12分・・・。
 

自分で言うのはどうかと思うけど、色艶だけは美味しそう・・・

天然酵母パンの出来上がり(^^)v

2009年2月20日金曜日

Ibanese Artist AR300

Ibanese AR300
この楽器は、もう、崇拝的な憧れの存在でした。
  
あるギタリストがIbaneseとコラボレーションして
製作したアーティスト・モデルで、
特に、この赤のサンバーストは
その象徴的存在です。
 
 
このギターとの出会いは・・・
 
楽器店に求めたり、手に入れるための努力を
こちらからは一切していなかったのですが・・・
 
会社でたいへんお世話になったある先輩から
”ギターを買わないか?”
と、一言。
一度見せてもらうことになり伺うと、
そこにこのギターはありました。
  
・・・不思議な縁だと思いました・・・
 
15、6歳のころから憧れてたギター。
自分の中では、そのギターを持つことに、すごく躊躇していました。
もっと上手くなって、ギターという楽器が
もっともっと分かってないと到底弾きこなせない・・・
(今ももてあますところが大きいですが・・・)
そんな気がしていました。
 
今はもう、手放すことは出来ない
一番の大切なパートナーとなりました。
    
 
ギターという楽器が今も好きなのは
あの頃にあこがれていたこのギターの存在が
大きな理由のひとつです。
 

2009年2月15日日曜日

クマともりとひと

クマと もりと ひと”という本を知っていますか?
 
日本の国土の70%以上を占める”山”
その山には、一見、緑があふれ
木々も青々としているように感じます。
 
・・・僕もそう思っていました。この本に出合うまでは・・・
 
 
  
日本熊森協会・・・という自然保護活動の協会が発行されているこの本は
現在の日本の”山”の危機を伝えています。
 
兵庫県の、ある中学校からその活動は展開していきます。
当時、中学校理科教師(その後当協会会長)とその教え子たちの
活動軌跡がこの本の内容です。
 
一度読み始めると、一気に読んでしまいました。
心底、感動しました。
(全編にわたり、ふりがなが付いてますので
小さいお子さんも読めると思います。) 
 
僕自身も自然が大好きで、小さい時から
野山を駆け回ってました。
当たり前のように存在する日本の山・・・
現在、人も利用しない、動物も住めない”死の森”になっています。
 
そんな実情を知ったのは、この本に出合ったからでした。
 
自然食品などを扱われているお店や
協会のHPから入手できます。
(一部¥100)
  
今、僕らに出来ることは・・・? 
 

2009年2月7日土曜日

久方ぶりの神戸にて

神戸は何年ぶり!?
 
そんなことで・・・ホントに久しぶりの神戸でした。
 
ここは、本格讃岐饂飩を楽しめる
”民藝”という手打ちうどん屋さん。
 
おそらくご家族で経営されているんだと思います。
カウンター6席と、テーブル席、お座敷各1席という
讃岐饂飩を楽しむ空間
 
神戸市元町駅南側の、飲食店が立ち並ぶ一角に
引き寄せられたのは、本当に運が良かったと思わせられる
確かなお味でした。
 
その日は、夫婦2人で
生醤油饂飩と釜揚げ饂飩、野菜天麩羅盛り合わせとかやくごはんを。
 
特筆すべきは、そのお値段。
饂飩は、2玉まで同値段で・・・
2人とも1.5玉を注文し、上記食べても合計約1800円。
 
讃岐饂飩の魅力は、そのコシやダシだけでなく
そのお値段にもあるよねぇ~。。。。
神戸市中央区元町通1丁目14-3 杉本ビル101

2009年2月4日水曜日

綾部寄席


去る1月25日 日曜日京都府綾部市にて、
今年で8回目となる”綾部寄席”を観にいきました。

落語には以前から興味があったのですが、
今回が初めての生落語です。
(昨年の今頃は”ちりとてちん”にはまってましたが・・・) 

 綾部にてこんな会が催されているのを知ったのは
昨年末に訪れた行きつけのお蕎麦屋さん”そばの花”にて
そのポスターを見つけたからでした。
それもひとり¥800という格安なチケット!

 まず舞台を飾ったのは”聖マリア音楽院”の子ども達による合唱
癒されるぅ~!!!  超かわい~ぃ!!!!!

 

落語出演は、

元ボクサーという珍しい経歴の若手落語家、
桂 文鹿さん

  地元 福知山出身野女流落語家、小さな体で大きな仕事、
桂 三扇さん

   プロ囲碁棋士で津軽三味線奏者の
中野 泰宏さん

 特別ゲストに、パペット落語で世界を”また”に掛ける
笑福亭 鶴笑さん

   
古典落語から津軽三味線、パペット落語と紙切り芸で
会場は初め少し肌寒く感じたくらいでしたが
爆笑の中、体も心もぽっかぽかになって
久しぶりに涙が出るくらい笑って帰ってきました。 

 古典落語の魅力は、師匠さんからお弟子さんへ、
口伝えにて受け継がれること。
お家ごとに住み込みの師弟制度があり
 稽古は、問派が違っても出稽古で、
その一門の師匠さんが他の一門のお弟子さんに
惜しげもなくその芸を伝授し、
落語界全体で伝承されていく芸だと言うこと。

 また、大勢の観客を、何の装飾も無い舞台で、
しかもひとりきりで席巻してしまう
そんなエンターテイメントは落語だけ。

 近々、綾部温泉にてまたまた落語会が催されると知り
こころがうずく今日この頃です。