最近では、パン焼き機も使わず手こねで、
しかもイーストではなく、自家製の酵母まで作っているらしい・・・
そんな様子は知っていたんですが・・・
その天然酵母って?
そもそも酵母菌・・・という菌は
自然界のどこにでも存在する不思議な菌。
そこいらにある有機物・・・たとえば落ち葉なんかを拾ってきて
水に浸けておくと・・・
三日ほどで、ぶくぶくと泡が立ち始めます。
それはこの天然酵母の仕業らしいです。
(もちろん、そんな落ち葉の酵母は使ったことありませんが・・・)
その天然酵母の力を借りて、今回は甘酒からパンの種作り。
一番上の写真がその”甘酒酵母”
甘酒に水を足し、密閉容器に入れ、3日ほど発酵させたもの。
匂いを嗅ぐとアルコールに近い。
小麦粉とこの酵母と水と塩を混ぜ合わせます。
だんだんとひとかたまりになったら、
だんだんとひとかたまりになったら、
生地を手で伸ばしながらこねます。
生地を引っ張っても、ちぎれにくくなってきたら
さらに滑らかになるまでやさしく転がしていきます。
薄く伸ばし、指で生地の感触を確かめながら
破れなくなったころ、まん丸に丸めて8時間寝かせます。
(一次発酵)
一時発酵が終わったら、分割し10分ほど休ませます。
(ベンチタイム)
ここからは、成形に入ります。
今日は、初めてにもかかわらず、
チョコチップ(キャロブ)とレーズンイチゴジャムパンに挑戦!
のし棒で生地を伸ばしながら、中にある空気を抜きます。
まあるくかたちを整え、キャロブを適当にのせてから
まずは半月型に・・・さらにその上にキャロブを乗せ
半分に折り、扇型にします。
パンの底側を閉じます。
ジャムは、生地の真ん中に適量乗せ、
端から包み込むように丸め、底側を閉じます。
整形し終わったら、
ここでまたまた1時間ほど発酵させます。
(二次発酵)
ジャムパンの真ん中にはクルミを乗せて、箸でぎゅっと押し込みました。
いよいよオーブンで焼いていきます。
真ん中に穴のあるのがジャムパンです。
オーブンで焼き始めると、どんどん膨らんできました。
5分ぐらい経つと、もうふっくらとしてきました。
おっとここで、最初の成形が上手くいってなったのか、
中のジャムが少しはみ出してきました・・・(泣)
かたちはこの際気にせずに・・・
焼き上がりを待つこと12分・・・。
自分で言うのはどうかと思うけど、色艶だけは美味しそう・・・
天然酵母パンの出来上がり(^^)v