2008年12月19日金曜日

師走

なにかと気ぜわしい12月ですが・・・
 
本来、お正月を迎える・・・とは、
ただ単に年が変わるのを喜ぶのではなく
何かもっと大事なものがあったはず。
 
年が明けるまでには
家中ほこりを払い
先祖の墓参りや神棚のお札を納める。
 
また、年中行事としては
毎年決まった日に杵と臼で
一家総出でお餅をついた。
 
大晦日になると
母は遅くまでおせち料理のしたくをし
新年に集まる親戚達を迎える準備をした。
 
お正月にしか食べることのない
ゆずねりやなますが食卓に並ぶと
いよいよ年が明けるんだという気分にもなった。
 
うちには田んぼが無かったから
近所の農家から
わらをわけてもらい
それで縄をうち正月のおかざりを創った。
 
それを親戚や父の事務所の職員さん達に配ると
たいそう喜んでもらえた。
 
  
だんだんといつの頃からか
それがなつかしく思えるようになった。
 
いつの頃からか
もう一度そんな暮らしがしたいと思うようになった。
 
あの頃何も感じず
ただ当たり前にしてきたことが
どんなにすばらしく、いとおしく、
貴重であったか・・・
 
僕の中で
師走の一時の気ぜわしさは
現在の、ただ忙しいだけの日々とはまるで違った
もっと意味深い
ある意味、神聖な行事だったような気がする。
 

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