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2009年7月27日月曜日

能勢の郷 夏

能勢郷
 
能勢と豊能という地名
元は能勢郡と豊嶋(てしま)郡と言う二つの地名が
明治期にひとつになったのだそうです。
 
能勢と言う地名は、摂津源氏を祖とする
能勢氏の領地だったことから明白ですが、
戦国時には、織田信長への忠信の態度の曖昧さから
一時は塩川氏の領地となったと言われています。
 
能勢の郷には歴史があり、その史跡や寺宮の
由来を調べるとすごく興味深い。
 
大好きな大ケヤキのある蟻無宮の伝来や
能勢家菩提寺の清普寺、
地名を紐解くと、何らかの伝承があったり・・・
 
その歴史の延長上にぼくらは生活しているんだと思うと
身近な地名にも、とても重く深い意味があるように感じる。
 
数年前、町村合併が進み、そんな古い伝承のある地名が
カタカナの名前や、旧来の日本的な漢字を使わなかったり
読み方をしない地名が増えたことに
非常に違和感を持つ。
 
永くこの地名残りますように・・・
  
※
 
今年の夏も、蟻無宮の大ケヤキには
アオバズクが子育てに来ている。



能勢氏菩提寺  清普寺前の青稲

2009年5月2日土曜日

大きな欅 風にふかれて・・・

平城京、空海、遣唐使・・・
日本の歴史の中では、そんな背景があった頃、
この欅の樹はすでにここに立っていたのか・・・
 
1200年の時は、どんな風に流れ
今、僕らがここを通り過ぎるのを待っていたのか。
 
この樹を前に立つと、いつも想いは遥か遠くに導かれ
今の僕の小さな悩みや迷いを
しばし忘れさせてくれる・・・
 
目の前の些細な出来事に振り回され
不満や不平を言っては自分で自分がいやになる。
色んな欲やわがまま
ひととして・・・一人の人間として・・・
今の自分が小さく小さく思えてしまう。
 
今日、五月の風の中で、空一杯に大きく拡げた枝を見上げた。
緑色の枝からこぼれる木漏れ日に包まれて、
少し心が落ち着いた。
 
力いっぱい生き抜いてきた新たな一年の
その積み重ねで、この樹はここまできたのだろう。
色んな命のよりどころとして
ここに生きる標を残して。
 
また、勇気をもらいに来ます。
 
能勢町野間にて
 
2009.5.2